後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

ムクドリの声を聞いた

 昨日の森厳藍碧ネタ、もっとさくっと書くつもりだったのに、気がついたら妙に長くなっていた。おかしい。結局、読解力ネタ書いたのと同じくらいの時間がかかっていた。そのわりに中身は薄い。まあ何かに引っかかったときの自分の思考回路や手順を備忘録的に残しておきたいみたいな目的だったので、濃くなりようはないのだが。どうにも心残りがあるのは、備忘録的な目的にしても、無駄に時間ばかりかけて上手くまとめられなかったという反省があるからだろう。

 そもそも『殿裡』がなぜフィーリングで読み解けるのかというところに、もう少し引っかかりがあったはずなのだ。他の作品で見て、文脈から情報を読み取っていたという既視感なのか、漢字からなんとなく意味がわかるという効果なのか。その両方か。

 なのに、考えながら書いていると文を整えるのでいっぱいっぱいになって、何を書こうとしていたのかを忘れてしまうことがある。つまり、事前に要素の洗い出しと整理ができていない。いつものことである。

 理想としては、書きはじめる前に何を書くのか決めておくことである。書きながら考えているからとっちらかるのである。しかし、書きはじめないと何が書きたかったのかも見えてこないのが現実だ。つらい。

 それに書きはじめても、すぐに「いや、この部分いらなくね?」と思えてしまう。深く考えはじめると結局何も書けなくなってしまう。だから書けたものをとりあえず終わらせるしかない。まあそんなもんだ。どっちにしろつらい。

 

 つらいと言えば、最近また体重が微増してきた。天高く馬も肥ゆる季節だからか。軽い運動はしているものの、ストレスの軽減となる甘味を減らすという選択は頭にないからか。プラマイゼロどころかプラスに偏ってきつつあるのか。運動量を増やせばいいのか。いや、それは嫌だ。運動を増やすくらいなら、散歩に行こう。寒くなる前に。

 しかし散歩で困るのは、何も考えずにふらふらと外を出歩くと、思わぬ散財をする危険性があるということだ。喉が渇いて飲み物が欲しくなってしまったり、動いたんだからちょっとくらいいかとスナック菓子に目移りしたり。ついでに日用品の予備を買っておこうかと入った店で、つい余計な物まで買いたくなってしまったり。

 ありとあらゆる行動のすべてに自制心が試される。人生は、人の道は厳しい。

 

 結局、散歩に行ってきた。目当ての物以外は買わなかったぞ。わたしは誘惑に勝った、偉い。偉くないのは、また店内をウロウロして物色だけはしてしまったことだ。

 ところで、買い物をした店の近くに神社があるのだが、近くに寄るとピチュピチュと甲高く騒がしい音がする。最初は人工の音声かと思ったが、どうやらムクドリのようだ。見上げると木の陰に何羽もの鳥の影が見えた。

 ムクドリ被害のニュースは見たことがあるが、あんなに響くんじゃ近所の人はうるさいだろうな、と思った。