後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

コンビニで飯を選ぶ難しさ

 今日はファミマで「お好み焼き肉玉そば」というものを買って食べたのだが、正直、お好み焼きではなかったように思う。表面には、なんか薄い卵焼きのようなものが被せてあって、その下に焼きそばが見える。しかし実際に食べてみると、焼きそばの下にはキャベツで底上げしてあって、豚肉が紛れているという食い物だった。で、なんか底に薄っぺらい生地を焼いたものが、ちょっとある。

 べつに味に不満はないけれど、奇妙な構造をした惣菜だな、と思った。卵焼きに包まれた焼きそばが、こんもりしているように演出したかったがために、お好み焼きを構成している素材をバラバラにして組み込んだ、という感じ。口の中でお好み焼き+焼きそばになればええんじゃろ、という感じ。

 まあ、いいけどさコンビニ弁当だから。しかしお好み焼きと言われると、やっぱりしっくりこない。

 底にあった薄っぺらく偏った生地、何か間違って入っていたものかと思ったけれど、これがかろうじて「お好み焼き」と言い張る根拠になっているのか、と覚ったときの、肩すかし感。いや、ならもう「肉玉そば」でよいのでは、と思ってしまった。この世には色々と不思議な商品がある。

 「抹茶もちあんぱん」というのも不思議な食い物だった。正直、あまり抹茶感はない。無理すんな。公式を見ると「白いパン生地に、宇治抹茶入りのお餅のような生地を折り込み、宇治抹茶使用のあんを包み焼き上げたパンです」とあるが、その、無理すんな。

 表面のパン生地に粉がまぶしてあるので、気をつけないと汚れる。食感はたしかにもちっとしているけど、粉っぽいせいか微妙な風味が加わってしまい、あまり好みではなかった。ああ、素直にチョコ系の菓子パンでも買えばよかった。

 コンビニで飯を選ぶのも難しい。欲しいものが常にあるとは限らないし、新商品が目に入ればそれはそれで気になるし。だからいつも二十分くらい迷ってしまうのだな。