後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

本日の反省会

 わたしは帰ってきた。今日という日をなんとか乗り越え、帰ってきたぞ。……疲れた。しんどかった。でも終わった。終わったはずなのだ。うう……。

 というわけで、朝から新幹線乗って田舎へ行き、そして帰ってきましたよ。

 はあ……向こうへ行くの何年ぶりだっけ。数年前に行ってそんなに昔じゃないよなと思い込んでいたけれど、もしかして六年くらい経ってる? あれ? その後も一度くらい行かなかったっけ? やばい。記憶が曖昧すぎる。親戚の子がけっこう大きくなっていて焦る。

 なんでこんなに精神的に不安定になるほど行きたくなかったのかという要因が、行ったことによってはっきりしたので、今後のためにもここに書き記しておこう。

  その一、やっぱりわたしの体質と体力で遠出は、単純にきつい。

 酔うんだよ。行きの新幹線で三十分も経つと、胃がむかむかしてきてぐったりしてくる。内臓からやられる感じ。それをひたすら耐える。耐える。車内の電光掲示板ニュースなんか見て、なんとか気を逸らす。時間を潰すために新書本を持っていったのは失策だった。たぶん、これのせいで余計に酔った。あと、朝食としてサンドイッチとキャラメルラテを車内で食ったのもよくなかった。おにぎりと水にすべきだった。脂っこい物や、口の中に後味が残りやすいものはダメ。どうして何十年と同じことで苦しんできたはずなのに、喉元過ぎると忘れてしまうの? わたしは馬鹿なの? あと、冬だし、口内をスッキリさせるためにものど飴は買っとけ。水分はトイレに行きたくなるからあまり取りたくない。車内ではコートは脱いどけ。暑さで余計に気持ち悪くなる。活字本よりは読むなら漫画か雑誌がいい。コンタクトは曇ってきたら、もう目薬じゃ無駄だ。外して洗え。しかもなんか目薬さしたら痛くなってきてヤバい。

  その二、小さなお子様と同行するという精神的疲弊。

 いや、これは仕方ないんだ。わたしなんかより、親の方がよっっぽど常日頃から苦労しているだろうということがわかるので、わたしが愚痴を言うのも申し訳ないくらいだが、しかし慣れていないこともあって実際にきっつい。お子様にしたって、長時間の移動や待ち時間は退屈でしんどいに決まっている。自分も子供の頃はつらかった。だから幼いワガママを言い出したり、思い通りにならなくてふてくされたり、奇声を発するのも幼児はそういう生命体なのだから仕方ないのだし、ほんと親御様はお疲れ様ですと頭が下がるしかない。ごめんなー。精神的に余裕のない中年でごめんなー。

 はあ……疲れた。家に帰ってきて体重計に乗ったら、ここ最近増えるばかりだった体重が、一日で0.7キロも減ってる。乗り物酔いが怖くてあまり食べなかったからか。心身ともに疲弊したからか。

 まあいい、今日は終わった。終わったのだ……と思いきや、帰りに親から不穏な話を聞いた。田舎の人は口うるさいから、二十何回忌とかでもやらないと貼り出されて言われるよ、と。…………何ソレ。二十……何だって? え、聞かなかったことにしたい。