後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

湿度がきつい

 いつものように自転車でパンを買いに行った。温度も湿度も高いのに風はなぜか冷たいので、肌に受けると妙に冷えるという微妙な天気だった。風は向かい風で、どっちの方角から吹いているのだろうか、こっちは東だったっけ、と考えながらペダルを漕いでいたけれど、たぶん外れている。

 家に帰ってから洗濯物を取りこむと、晴れていたはずなのに、どうも湿っぽく感じる。やはり湿度と冷風のせいだろうか。

 インターホンが鳴ったので、「あれ? 宅配かな?」と思ったら、宗教の勧誘らしき人だった。とりあえず、そういうものに関心はありませんので、とお断りする。宗教の人は何度か訪れるが、いつも高齢の婦人である。そしてこちらが断ると、いつもすんなりと引いてくれる。関心を示すこともせず断ってしまうので、何の宗教なのかは知らないままだ。知る必要もないと思っているが。

 しかし今日は、体調がよくない。悪いというほどではないが、すっきりしない。

 実は今日は、事情があって寝不足だった。そのせいで、よけいに湿度が重く、体に怠く感じていたのかもしれない。わたしは気圧の変化によって体調が悪くなるような体質ではないと思っていたけれど、自覚がないだけで影響は受けているのかもしれない。不調はただ、不調として体感することはできるが、原因やメカニズムは断定できないのが苛立たしく不安にさせる。

 体の内は怠く暑く、そのくせ表皮は冷えてくるという温度差が気持ち悪い。湿度から逃れるためにエアコンの除湿をつけたが、しばらくして窓を開けると、外は涼しい風が通り抜けていく。ちょっとばかばかしくなりながらも、エアコンを止めて、窓を開いた。

 しかし、夜になってくると、また湿度がきつく感じてくる。夕飯を食べたあとなど、体温が上がるからかもしれない。そこでまたエアコンをつける。もはや、躊躇いもない。そして深夜になると、止める。空調管理が慌ただしい。

 いつものゲームはイベントが一段落したので、今日は小説を読む。本ではなくて、PCで読んでいると、「読んでいる」という実感に欠けるのが不思議だ。読んだ量がよくわからないのも、充足感に欠ける。しかし、満腹感はあるので、それなりに「読んだ」のだろう。というか、読みすぎで胃もたれしているような気分になっている。ペース配分が下手くそだからである。

 そもそもこんな日は、テキストなど読まずにさっさと寝て、体力気力を回復した方がよいのだろう。とはわかっているものの、そうした調整が下手くそなまま何十年と生きている。