後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

音に弱い

 本日は暑かった。暑くて飯を作る気しないな(暑くなくてもしない)と思いつつ冷凍庫を開けると、冷凍パスタがあったのでそれを食べた。トマトとバジルのパスタらしいが、なんかしなびた葉っぱの切れっ端のようなものが混ざっており、それがバジルらしかった。無理すんな。

 しかし、怠い一日であった。まだ夏本番も前だというのに、冷房が効いている気がしない。ほぼ炭水化物のみのような、怠惰な昼食をとってしまった上に、その後はカフェインと糖分と乳脂肪分の追い打ちをかけるので、体がしゃっきりするはずもない。

 それでも久々に風呂の排水口掃除もしたのだが、底のパーツが弛んでおり、ほとんど浮いていた。身内が度々弛めているのだろう。なぜそんな邪魔をするのかと、苛立ちよりも不思議さが勝る。しかしあいつは、そういう人間なのだ。一度わたしが「パーツが締まりすぎて外せなかった」と言っただけで、今度は勝手にそこを弛め続ける。

 なぜ「洗うときは外せるように軽く締めておく」ということができないのか。「外せないほどきつく締める」か「パーツが水に浮いて使い物になっていないほど弛める」しか選択肢がないのか。いい加減にしてくれ。

 しかしそれを言うと、また家庭内がしょーもなく荒れるので、我慢してわたしはひたすら無言でその汚濁を洗うのだった。

 ところで今は深夜なのだが、外から定期的に音が聞こえるのである。無機質な、何かがぶつかるような音だ。最初は、誰かが何かの作業をするときに出るような、人為的な音かと思った。しかし、六時間くらい前にも同じ音が鳴っていたような気がするし、風かなにかのせいなのだろうか。

 深夜なので、よけいに響く。わりとうるさくて、鳴るとビクッとする。わたしは音に弱いのだ。ただでさえ、両隣の壁から家族の笑い声やうなり声が聞こえてくるのにもビクッとするのに。

 まあ寝るときは、耳栓をするからまだいいのだ。しかし、起きているときに定期的な音が聞こえてくると、何もしていなくてもひじょーに気になる。ストレスでドキドキする。近所で何かが壊れているのか、大きなトラブルにならないか。そもそも、これは何の音なのだ。

 今から外へ確認しに行くわけにもいかないが、とても気になる。気になるが、今のわたしには何もできない。せいぜい、耳栓をして眠るくらいだ。うん、そうしよう。