久しぶりに夕食を作る
本日は久しぶりに、わたしが夕食を作ったのだった。
とりあえず用意してあった魚をグリルで九分ほど焼き、冷蔵庫にあったもので適当に味噌汁を作り、冷凍のチヂミをレンジでチンしただけだけど。
自分で食べるだけならいくらでも適当に済ませるが、他人の分まで考慮するとなると、そのストレスは一気に跳ね上がるのが自分でも不思議だ。味噌汁だって、何度も作っているものなのに、久しぶりなので味噌の加減がわからずしょっぱくなり、後から水を足して薄めることになった。
ちなみに具は、ジャガイモと人参とワカメときざみネギである。
魚はあらかじめ用意されていたので焼くだけでよかったのだが、自分一人の食事にはまず焼き魚なんて選択肢は用意しないので、意外に困った。実はグリルの使い方とか、よくわかっていねーのである。
上火と下火があって、それが二つのレバーで操作するのは分かるのだが、その加減が謎だ。さらにタイマー機能があるのだが、この設定の仕方と、適切な時間が謎だ。そこはさすがに事前に質問しておいたのだが、いざ使おうとなると次の機会にはやはり同じように戸惑う自信があった。
焦げ付かないようにアルミホイルを敷いておくように、というのも言われなければできなかったかもしれない。かろうじてアルミホイルの保管場所は知っていたのだが、なぜか不安定な状態で、キッチンの上の方にある棚に入っていたので、取り出すときに予備のアルミホイルが落ちて、魚の上に直撃したのだった。
生臭い魚の汁が、予備のアルミホイルにくっついてわたしは悲しくなった。まあ、不慮の事故はそれくらいで、食事はどうにかまともに完成した。
とりあえず、今日書ける話はそれくらいである。