後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

正解に辿り着いた……のか?

 昨日、腰の痛みを軽減させるために、ドーナツ型の低反発クッションを買ったはいいが、逆にその選択が正しかったか間違っているのか、分からなくなってしまったと書いた。

 本日、また新しいクッションを、買って、しまいました。

 そもそもなぜドーナツ型クッションを選んだのかというと、昨日も書いたのだが、体重を分散するので長時間座る人向きって書いてあったからである。でも実際に長時間座ってみると、腰以外のところも痛くなってきて、夜寝るときに尻の辺りにかなり疲労が溜まっている気配がして、あまりよく眠れなかった。

 何が原因かと考えると、やっぱりドーナツ型だからなんですよ。中心がちょっとヘコんでいて、外側が盛り上がってカーブを描いている。アレ、腿とか股関節とかに負担がかかるっぽいんですよ。

 実はドーナツ型クッションを買う前に、母のドーナツ型クッションを借りて、自分の椅子に乗せて試してみた。そこで、これはけっこう具合がいいのではないか? と判断してしまったのが間違いだった。母のドーナツ型クッションは、低反発クッションに比べても、なんかやけに硬かったのだ。硬いというのは安定感がある。その安定感が腰の痛みにはよさそうだなと感じたのだ。

 そんなバイアスがあったので、店でいくつかクッションを見たときに、既にドーナツ型クッションに対してかなり期待感があったのだろう。

 だいたい今まで何年も使っていたクッションは、普通の平坦な形だったのだ。この痛みから逃れるために環境を変えたいからといって、急にドーナツ型という座り慣れない形に縋ってしまったのが、判断ミスだった。

 私は違和感の残る尻や腰の感覚に不安になりつつ、寝る前にベッドの中で考えた。低反発の感触自体は、安定感があって悪くない。あの店には、同じシリーズで、普通の四角いやつがあった。そちらの方がベストだったのではないか……と。

 一度それが頭に浮かんでしまうと、もう試してみないと落ち着かない。そんな衝動に駆られて、私は起きると飯も食わずに昨日の店に直行し、四角いクッションを買ったのだった。

 いやぁ……楽っすわ。

 何これ。ここ二週間、背中や腰にクッション当てたり、タオル当てたり、ストレッチやりまくったりした努力は何だったの……というくらい、安定してしっくりくる。四角といっても、平坦に真四角なのではなくて、腰の側が高く、腿裏に当たる部分が低く傾斜がついている。これが楽。ドーナツ型とは大違い。(考えてみれば当たり前のことなのだが)

 座れる……座れるぞ。クッション一つで、今までと同じように!

 でもまた痛くなると怖いので、もう頻繁に足くんだり、貧乏揺すりしないように気をつけます。(腰が痛くなる前日、そんな感じで長時間作業していたらな、という自覚はあった)

 というわけで、ドーナツ型クッションはムダな出費っぽくなってしまったが、まあこれは別の使い道もあるだろう。クッション二つ買っても三千円しない。ガチャ十連分もかからなかったのだから安いものだ。多少お高い椅子でも買うべきかと悩んでいたけれど、これで七千円の椅子がまだ使えるなら救われる。

 ……とか書いておきながら、明日になってまた調子が悪くなっていたら嫌だなー。どうせ良いことなんてそんなに続かないんだ人生は。はぁ……。