後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

百円の時計

 また読み終えた本の感想でも書こうかと思ったけれど、まったくまとまらずに「ダメだ……自分はなんてダメなやつなんだ……」と落ち込みが激しくなってきたので諦めた。

 なので、今日は時計のことを書く。

 

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 今、わたしの目の前にダイソーで買ったデジタル時計がある。『画面が見やすいデジタル時計』というこの時計を買ったのは、去年の11月のことだった。

 それまでわたしの部屋にある時計は、目覚まし機能のあるアナログ時計のみだったが、とある事情からデジタル時計が欲しくなったのだ。

 目的は時刻を見るだけなので、目覚まし機能もいらないし、温度や湿度も表示しなくていい。できるだけシンプルで、机に置いても邪魔にならない程度に小さく、安いものがよかった。ダイソーの時計は、その条件をかなり理想的に満たしていた。

 だが、その時計は、現在約25分遅れの時を刻んでいる。

 ついこの間も遅れて、時刻設定を直したばかりなのに。電池だって替えたばかりなのに。やはり所詮は百均か。五分五分の覚悟はしていたとはいえ、悪い方の予測が当たってしまうのは、悲しいことだ。

 ダイソーは常日頃からお世話になっているために、こうした外れがたまにあっても恨めない。今や、ダイソーの魅力はただ安いというだけでなく、近場に店舗が多く行きやすく、品揃えが幅広いために行けばなんとなく欲しいものが見つかり、そしてたまに本当に便利なものが見つかるというところにある。多分、わたしの脳の報酬系を刺激している。

 ちょっとガッカリしてしまったので、これに替わる新しいデジタル時計を探す気にもなれない。そもそも、本当に必要だったのかな? という気すらしてきた。むしろ、安直に買うことにしてしまった自分の自制心の弱さが悪いんじゃないかな? という気すらしてきた。いやでも、まともに使えもしない商品を売るのはやっぱりどうなのよ、という気持ちも……。

 あ、今その時計を持ち上げてみたら、なぜか時刻が12:00になってしまった。なぜだ。ダメだ、これはダメだ。もう使い物にならない。

  やはり百均で買うべき物は慎重に選ぼう……。

 

 追記。その後、時計を振ったり机の上にトンと置くと、やはり時刻は12:00になってしまうことを確認した。