後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

洗濯物をたたまなくていい未来はくるのか

 今日は風が強かった。テレビでは、台風が爆弾低気圧とかいうものに変わったせいだと説明していたけれど、理解はできていない。

 そんな中、今日もジャンプを買いにコンビニへと向かった。自転車にするか徒歩にするか迷ったが、徒歩にして正解だった。自転車でこの向かい風を受けたら、きつい。どこからか飛んできたのか、道路に洗濯ばさみが落ちていた。洗濯物は無事だったろうか、と他人事ながら心配になった。ついでに我が家の洗濯物も心配になったが、帰ってきたら無事だったのでホッとした。

 洗濯物は毎日出るのに、雨だの曇りだの暴風だの、天候をいちいち気にしなくてはならない。人類はいつ、この悩みから解放されるのだろうか、とまた現実逃避的に考える。少し前、とうとう自動洗濯物たたみ機というものができたとニュースで紹介していたが、とても大きく、実用的とは言い難かった。しかしこれは、人類の大きな一歩なのだろうか。昔は手の届かない高級品だった冷蔵庫や食洗機が、一般家庭まで普及したように、いつか洗濯物も自動でたたまれるのだろうか。そんな日が来ればいいな、とは思う。そしてできれば水場の排水口も、なんとかなってほしい。あそこの掃除は、毎度精神力を削られる。

 子どもの頃に読んだ学年誌では、やたらバラ色な未来像と、やたら絶望的な未来像と両方が読み物として載っていた。どちらもいささか荒唐無稽で、幼い自分から見ても、創作の類であることは理解できた。そこにあった二一世紀の未来像は、なんか朝になると寝たままベッドが移動して、カーテンは自動で開き、着替えも朝食も全自動というやつだった。「いや、自分で起きて歩いた方が早いじゃん。家の中だし。そこまで動かないと体なまるよ」と、思いつつ、どうせ夢想ならそれくらいやった方が面白いんだろうなと感じたものだ。

 現実はそこまでやらなくていいけど、あともう少しはどうにかなってくれればいいのになぁ、と思うことは色々ある。昔に比べたら、今では十分に便利になっていることも多いとはいえ。しかし、除湿するたびにカビ塗れになるエアコンとか、ほんとどうにかならないのかと思う。