後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

待てども来ず

 今日は通販の宅配が来るはずだった。というか、昨日出荷のメールが来てたので、勝手にそう思い込んでいた。時間指定をしておいたので、わたしはずっと待っていた。待っている間、また部屋を片づけようとノートを広げたり、あちこちの埃を拭ったり、積ん読タワーを整理したり、掃除機をかけたり、飽きたら小説を読むなどしていた。

 指定した時間を過ぎても来ないと、わたしは不安になり落ち着かなくなった。――もしかして、なんか事故った? もしそうなら慣れてないから困る。自分、問い合わせとかめっちゃ苦手で情緒不安定になってくる人間なんだけど。そんな人間はリスクのある通販なんかするなってか? いや、誰もそんなこと言ってないし被害妄想やめよう、うん。それに時間だってちょっと遅れているだけかもしれないし、最近は宅配業者も大変だっていうじゃん。信じて待とう。

 そう自分に言い聞かせ、というか、あまり実のない自問自答で情緒コントロールを試み、結局片づけは捗らなかった。そんなもんだ。

 そしてようやく、「あ、メールが来たからって確実に翌日届くとは限らないやんけ、メール見直そ…」と、状況を確認し、たぶん普通に明日来るよな、と落ち着いた。

 わたしは達成されていない予定があるということに、とってもそわそわして不安になってストレスが生じるタイプで、突発的な不測の事態というものが、ものすごく苦手だ。理性では「いや大丈夫だって、大袈裟だって、被害妄想だって」と自分に言い聞かせるのだが、同時に「いや、でも、落ち着かない。不安だ。怖い。もしも……」というのを抑えられない。何度も似たようなことを経験しているのに、だ。

 なんなんだろうなー。性格かなー、それとも病気とか障害かなー。気質かなー。みたいなことを散々考えたこともあったが、今では「しかし、それらの状態の何が一体どう異なるというのだ。それがわかったからといって、わたしのこの現実が何か変わるのか?」と、悩んでもあまり変わらないよなぁ、と諦めている。

  逆に考えれば、わたしは自分で自分に課した予定にも、達成しなければ挫折感を感じて落ち着かないという義務感が生じるので、これを利用すれば習慣化やある程度の目標達成も可能になるっぽい。が、それだけでは高めの目標はクリアできないままなので、ひとつの課題を自分に与えてしまうと、わりとしつこく何年もそのことについて悩んだり考えたりしているのだった。

 まあ明日は来るよな。来ないと困る。祈っとく。