後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

チャイを飲んだ

 最近、土産物としてインドのチャイをもらったので、淹れて飲んだ。要するに、スパイスの利いたミルクティーである。スパイスというのも何種類か入っているらしいが、一番分かりやすいのはシナモンだろうか。他にもカルダモンとかクローブとか入ってるらしいけど。

 もともと甘くする飲み物らしいので、もっと砂糖を入れてもよかった。日頃からコーヒーに砂糖を入れまくっているので、糖分に気をつけなくちゃなー、と控えめになってしまったので物足りなかった。ちょっと勿体ない。

 飲むと本当に、体がポカポカしてくる感じがする。ふだんは冷たいものばかり飲んでいるから、たまに温かい飲み物を飲むと余計にそう感じるのだろうか。冬は温かくて甘い飲み物が美味しい。

 近年はすっかりコーヒーばかり飲むようになってしまった自分だが、コーヒーに馴染む前は、自分は紅茶党だと思っていた。「美味しい紅茶の淹れ方」みたいな情報を仕入れて、実践していたりした。まあ、ティーパックですけど。

 カップに熱湯を注いで温めて、温め用のお湯は捨てて、ティーパックを入れてそこにお湯を注ぐ。ティーパックは揺すらず、蒸らすために小皿でカップに蓋をし、二分待つ――みたいな。

 今はそこまでやらない。コーヒーも家ではほぼインスタントだし。気軽に飲めるのが一番だと思うようになった。というか、これはわたしが変わったというより、環境が変わってしまったことも大きいのだが。

 たまにドリップでコーヒーを淹れると、風味が濃くて美味いなぁ、としみじみ思う。それでも毎日する気になれないのは、洗い物とゴミが余計に出るからだ。あと、夏は暑いのであまり火を使いたくない。

 しかしチャイは土産物なので、家族に教えてもらった「美味しい方」のやり方で淹れた。小さめの鍋に100ml水を入れて沸かし、そこに砂糖を入れて溶かし、チャイのティーパックを入れる。しばらく煮出して、100mlの牛乳を入れて温める。水と牛乳の比率は適当なので、もっと牛乳が多くてもよかったかもしれない。

 たまにじっくり淹れたお茶を飲むというのは、良いものだ。心に余裕がある気がしてくる。いや、余裕があるから淹れられるのか? まあいいや。