後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

暑さ寒さについて

 明日からは寒くなるらしいと聞いて、それだけでテンション落ちてる。冬が寒いのは当たり前なのに、その現実を受け入れられない自分の弱さが悲しい。

 夏の暑さ、冬の寒さ、一体どちらがましだろう、と懲りもなく幼い頃から同じようなことを季節が巡るたびに考えている。なぜだろうか。結局、考えるのが好きなのかもしれない。考えて何か新しい発想が出てこないかと期待しているのかもしれない。

 「冬は着込めば暖かくなるが、夏は脱げるものを脱いでも涼しくはならないから夏の方が苦手だ」という意見を目にしたことがある。なるほど、一理あるなと思ったものだった。わたしもどちらかと言うと、夏の方が苦手かもしれない。子どもの頃はそうでもなかったが、夏になって大きく体調を崩して苦しんだことがあったからだろうか。以来、なんとなく夏が訪れるのが不安になっている。あと、真夏の屋外でとてもしんどい仕事をしていたことが一時期あったので、その経験からの苦手意識もある。

 暑さも寒さも、行き過ぎれば健康や生命に関わるので、あまり呑気に構えてもいられない。気候の変化は、体調や精神の状態に大きく影響を与えてくるところがつらい。

 冬の寒さがきつくなってくると、霜取り機能でエアコンが止まってしまうのが困る。エアコンは真冬の暖房には向いていないらしいが、今のところ自室の暖房はエアコンに頼っている。その効きが悪くなってくると、防寒のために「着る毛布」を引っ張りだすことになる。

 この「着る毛布」というものはなかなかよくて、寝るときに布団の防寒が物足りないと思ったときにも使える。しかし、足の指先が冷えてしまうことにはあまり効果がなかったりする。

 そこで近年は、寝る前に軽く運動をして血流をよくするという手段をとることにした。本当は寝る前に運動をするのは寝付きのためにはあまりよくないらしいのだが、足が冷えて眠れない方がつらいと実感してからは、寒い夜は体を動かしてから布団に入ることにしている。

 しかし、そうして寝るのは何とかなるが、よりつらいのは起きるときだ。なにしろ自室のエアコンはあまり高機能なものではないので、タイマー機能もない。寝る前に部屋を暖めておくことはできないのだ。そこは我慢するしかない。

 ああ、不安だ。夏の暑さよりは対処の仕様があると思っていても、結局冬の寒さまでもが不安だ。