後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

おしぼりに悩む

 なんとなく疲弊した心を落ち着かせるために、いつか行くかもしれない街のグルメ情報みたいなのをひたすら調べていたら、ふつうにお腹が空いてきた。しかし本日体重計に乗ったら、ちょっと油断ならない数字が出てきたので、またふつうに落ち込んでいる。

 スクワットが以前よりも楽にできるようになってきて、運動の成果があったと思えたのは幻想だったのか。運動を始める前より、体重もウエストも増えてるってどういうことだ。

 まあいいや。そんなことは忘れよう。

 本日はまたカフェに行ったのだが、この店のおしぼりが汚れている率がけっこう高くて、考えてしまっている。

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 端に染みがあるのだ。袋から出してすぐの状態でコレである。何か拭いてこうなったわけではない。

 家族にこの話をすると、「お店の人も気づいてないなら、教えてあげた方がいいんじゃない?」みたいなことを言うのだが、実際、言い出しにくい。わざわざメールか何かで伝える気力もない。

 おしぼりの汚れ。どうなのだろうか。店内で直接伝えた方がいいのだろうか。しかしこっちは基本的にくつろぎに行っているので、わざわざクレーム伝えるような労力を使いたくないという惰性がある。

 これが初めてのことではないので、他の客のおしぼりも汚れていたことのある可能性は高いと思うのだが、それが改善されていないということは、誰も知らせていないのか、知らせがあっても対応していないのか、わたしがたまたま複数回(二、三度)汚れたおしぼりに当たってしまった不運な客だというだけなのか。わたしの社会性か何かを試されているのか。んなこたーない。

 いやしかし、ここで社会性の高いきちんとした人は、店に上手く伝えられるんだろうなと思う。だがわたしはそれをできる自信がない。

 それともみんな、おしぼりがちょっと汚れているくらいのことは気にしない? まあ、そういう人もいるかもしれない。実際、わたしも「この店はおしぼりが汚れている可能性がある」と知っていて何度も行っているわけだし。

 考えると、もうよくわからなくなってくる。だめだ。自分は向いてない。得体の知れない不安だけが増してくる。何が正しいのか、というよりも、正しいとわかりきっているようなことでも、実際に行動に移すのは迷いが生じるときがある。とくに未知への不安が増幅しやすい思考回路の自分は、こういうことを考えるのに向いていないのだ。

 そういえば学生時代、知人に連れられて初めて入った飲食店でハヤシライスを食べたら、そこに鉄の屑(工場で加工したときなんかに出てくる、らせん状のやつ)が入っていたのだが、店の人には言い出せなかったことを思い出した。

 ちなみにその店は、数年後に通りかかったときにはなくなっていた。