後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

眠いのに寝ない

 用事があって早く起きたので、とても眠い一日だった。用事自体は、十分で済むようなものだったのだが。眠かったので、あまり運動もしなかった。眠いときに体を動かす気にはなれないし、無理に動かしたら危ないだろう。

 しかし、だったら早く寝ればいいのに、それもできない。眠い眠いと思いつつ、それで布団に入る気にならないのが難しいところである。ひとつの作業に気を取られると、それが一段落するまでやめたくならないのだ。その「一段落」というのがまた、完全に自分の気持ちの問題で、確たる指標がないために、いつまでたっても終わらない。

 つまり「一段落」とは、「気の済むまで」のことだった。自分が納得できるかどうかがすべてなので、「よし、一段落したぞ」と思えるところまで達すれば「気が済む」と考えてしまうのが間違いだった。気は、済まない。納得できる基準というものが、最初からなかった。

 はじめに決めておかなくてはならなかったのだ。「ここまでやったら、終わり」と。気になっても、あともうちょっとと未練があっても、断固として終了する。そういうメリハリが、わたしには欠けている。

 ダラダラと続け、気がついたら深夜である。時間の感覚というものがおかしい。昼間の一時間、二時間というものはけっこう長いのに、深夜のそれはあっという間に感じてしまう。面倒くさいことをやっているときは、五分であっても長く感じるというのに。

 いくら時計を眺めたところで、「まだいいか」と認識してしまうのである。本当はよくない時間であっても、「あれ、まだこんな時間か」と思ってしまうのである。そして寝る前になって、「いや、遅すぎるだろ。もうちょっと早く切り上げようよ」と毎日のように反省する。わけがわからない。

 なぜこのようなことになってしまうのか。脳みそは一体どうなっているのだろうか。きっと理由や原因というものがあるはずなのだが、わたしは無知なので想像も及ばない。反省だけなら毎日しているが、それだけでは改善できないのなら、何か致命的な見落としがあるのではないかと思ったりもする。

 今日は三月とは思えないほど暑かった。夜中になるとようやく涼しくなって、なんだか過ごしやすくなったと感じている。だからつい、やらなくてもいいことに集中してしまったのだろうか。