後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

気軽にお絵かき

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 本日も絵を描いていた。ずーっと描いていた。自分でも、なんか健康に悪いんじゃないかなと思う。目は疲れるし、指も痛くなってくるし、音楽聞きながら作業してるから、ずっと安物のヘッドフォン(千円)しっぱなしで耳も痛いし。たぶん、肩も凝っている。

 だが、調子良く描けているという気がしてくると、ぶっ続けで描いてしまうのである。気がつくと、三時間とか四時間とか経っているのである。自分でも、自制心がないと思う。

 お絵かきはそれこそ、幼稚園児の頃からの趣味といえば、趣味だった。しかし上手くはなかった。今でも上手くはないけれど、鬱になってから十年ぐらいはまともに描けてなかったものが、そこそこ楽しく描けるようになったというのは、わたしにとっては良いことだった。

 あと、描きやすいブラシをダウンロードできたのがよかった。デジタルのお絵かきは、情報収集がないと詰む。しかし、わたしは情報収集が苦手だ。おかげで、何年間もタブレットやソフトの設定変更方法を知らずに、描きにくい環境のまま時間を無駄にしていた。どんな分野であっても、情報弱者にとっては過酷な時代である。

 千円の安物ヘッドフォンも、耳に当たるところのスポンジが剥げてきているので、いい加減新しいものを買えばいいと思うのに、やはり調べると混乱してストレスがかかり、断念してしまう。そんなわけで、プリンターも棚も変えていない。

 買い換えたら便利になるだろうな、生活の質が向上するだろうなと思っていても、ある程度高いものや実用品は、失敗するのが怖い。嗜好品なら、そこは割り切って買えるというのに。

 そう、デジタルで絵を描くという趣味は、一度環境さえ揃えてしまえば、金がかからないというのもいいのだ。昔は、画材の管理などがけっこう面倒だったものだ。時間が経つと、インクは劣化したり、絵の具はカビが生えたりする。紙も、湿気を吸ってしまうと滲む。わたしはケチなので、カラーインクなどは、赤・青・黄・黒だけ買って、それを混ぜて色を作っていた。雑である。たぶん、向いてなかった。今はデジタルでよかった。

 金がかからず、道具も必要なく、時間のある限りだらだらとやれてしまう趣味。だからといって、もうちょっと時間はコントロールしたいと思うけれど、たぶんそれは無理だろうなと、あきらめ気味である。