後悔記

今のところ、宛てのないブログです。

甘味をもてあます

 さて今日の昼は何を食べよう、と見ると昨日の残りのソーセージ入りスープがあったので、それに加えて、みたらし団子を食べようと決めた。最近、程よく「よりよく生きる」という向上心が欠けてきているので、食事が雑でも劣等感を抱かなくなりつつある。

 しかしこの、みたらし団子。食べる前からそこはかとなく、不安はあったのである。確かコレ、買ってきたの一昨日だよな、という意味で。母が、「和菓子屋さんのお団子なので、スーパーのものより美味しい」と言っていたが、ということは、保存料とかそこらへんは期待できない。

 パックを開けると、団子から染み出た水分が、べちゃっとしていた。これはヤバいかもしれないと思いつつ、臭いにそんな危険な気配はないし、あまり警戒もせず一個だけ食べてみる。

 食べられなくは、ない。しかし、美味しくない。そして染みだしている汁の方は、ヤバそうである。わたしはコレを、食べるのか? さすがに躊躇う。食うのも躊躇うし、食べ物を廃棄するという行為も躊躇う。しかし、無理に食べて体を壊しても仕方がないので、申し訳ないけれど団子は廃棄することにした。

 家族に話したら、当然そんなヤバいものは食うな、という話になった。冷蔵庫に入れていると固くなってしまうからと、室温で放置していたのがよくなかった。団子よ、無駄にしてすまない。和菓子屋さんにもすまない。しかし、一昨日も昨日も、あまり間食したいと思うような腹の余裕がなかったのだ。

 そしてわたしは、冷蔵庫にしまってある麩まんじゅうを食べた。これも団子と一緒に母が買ってきたものだが、冷蔵庫に入れていたので大丈夫だった。というか、団子かまんじゅうか、どちらかにしてくれればよかったのではないかと思ったが、そこはまあ買ってきた当人が食べたかったから、ついでに家族の分も買ってきてくれたというやつなので、わたしが文句を言えることでもなかった。

 そして今日は、チョコクロワッサンが余っている。これは明日食べようと思う。本当は、クロワッサンだって早めに食べた方が美味いに決まっている。いつもだったら、食後のデザートにでも喜んでつまむのだが、最近は本当に食欲がないのだ。体重も落ちている。なぜだろうな。季節の変わり目に体が適応していないのか、運動をしていないからか。

 甘味の土産物は基本的に嬉しいけれど、たまにこうしてもてあまし、早く食えと家族に急かされるのだった。