こむら返りは痛い
ブログ休止するとは書いたけど、なんか書き留めておきたいことがあったら、不定期に書こうかなという気になってきた。というか、一年続けてしまったので、習慣そのものが消え去ってしまうことに、恐怖を感じるようになってきた。
運動でそれを後悔しているので、こっちは適当にやろうと思う。まあ、何もなかったら何も書かない方針でいくつもりです。
数日前、というか具体的には七月三十一日、ベッドから起きようとしたら、右足のふくらはぎに猛烈な痛みが走った。こむら返りである。
端的に言って、めちゃくちゃ痛かった。人生のこむら返り史上、最高に痛かったんじゃないかと思う。
わたしは、起きて足を伸ばすとき、よく左足のふくらはぎがこむら返りを起こす。だから対処には慣れてはいたし、なったと感じた瞬間に、痛みを緩和させる姿勢になることにしていた。
しかし今回は、それがあまり効かなかった。ちょっとはマシになったが、本当にちょっとで、相変わらず痛い。横になったまま苦痛に耐え、姿勢を何度か微調整しながらようやく落ち着いた。
酷い目に遭った、と思った。そこで終わったと思っていたら、痛みは結局、翌日も、その次の日も後を引いた。ふくらはぎを伸ばすと痛く、右足を引きずるようにしないと、まともに歩けなかった。こむら返りを舐めてはいけない。
原因は何だろうか。思い当たる節が多すぎて困る。運動不足だし、夏場だから水分不足だったのかもしれないし、ここ何年も健康診断に行ってないので病気なのかもしれないし。
そこで思い出したのだが、そもそもわたしが運動をしようと決意した原因のひとつが、こむら返りが頻発することだった。
とくに大きかったのが、二〇一一年のことである。家族が入院していたとき、わたしは病院から家に戻る途中、夕食を買おうと、駅前のコンビニに入って弁当を物色していた。そのとき、いきなり両足のふくらはぎが攣ったのだ。
なかなか、衝撃的な体験だった。立ったまま、両足の激痛で身動きが取れない。そのまま痛みが引くまで何もできないのである。あのときはさすがに、自分の運動不足に危機感を覚えた。痛みは人間の楽観を吹き飛ばし、否応なしに現実を突きつける。
まだ弁当コーナーの前でよかった。単に弁当買うのに迷っているだけの人に見える。それほど不審には思われない。まさか、両足が同時にこむら返りになって動けないでいるとは周りの人たちも想像できないだろう。
運動を、再開しなければならない。そう思いながら、しかし暑くてあまり動きたくないから、水分補給とか、ストレッチとかマッサージくらいはしようかなと思ったのだった。