半角句点との戦いその二と、衝撃の解決編
はい、気になったからまだやってた、一太郎の半角句点問題。
とりあえず調べて、「この場合、日本語の文字組では半角になるのが正しい」という情報は得たのだが、わたしが知りたいのは、それをこっちの都合で全角のようにしたいときにはどう対処すればいいのさ、ということなので、この際「組版の正しさ」は考えていない。
細かい設定とかわからんから、小手先でどうにか見栄えを整える方法として、とりあえず思いつくかぎり並べてみた。
昨日の「半角にした句点を一八〇度回転させて、半角スペース入れる」はさすがに回りくどすぎたし、以下の表示と変わらなかったから廃案。
著しくズレる②を途中に挟んでしまったのでわかりにくいが、要は①のカギ括弧以降の文が、③から⑦のように揃わず半角ぶんズレるのが納得いかない、というモヤモヤをどうにかするために色々試していたのだった。
見た感じ、⑤が一番マシっすかね。昨日は、閉じるカギ括弧の方を半角にすればいいという発想が浮かばなかったので、句点を半角にして回転させるとか変なことしてしまった。
比較のため、②を抜いて並べて、わかりやすく線を引いてみた。
このびっみょーなズレ。
ちなみに、これはスタイル設定で『字数・行数を優先しない』にしているときの表示で、『字数・行数を優先する(デフォルト)』設定のままだと、もっとズレる。
それが以下。
うーん。よく意味がわからん。
……と、実はこの記事はここで終わりのつもりだったのに、その後まだ調べてみたら、あっさりと解決方法がわかってしまった。
要するにわたしは文字組というものに対する基礎知識がないからこんなことになってしまうのだな、というところくらいまではかろうじて自覚できているので、そこらへんを調べたり、解説してあるデザイン系の本も探してみたりしてたのだ。(昨日、一昨日と本屋に行ってたのはそのため)
しかし、概念的な理解も専門用語に対する知識も足りないと、こういうことになる。トライアンドエラーと呼ぶのも虚しい、無駄な足掻きに時間を費やす。
結論から言うと、一太郎で[ファイル]→[文書スタイル]→[上下の行で文字の位置を揃える]で解決した。
わっっかんねーよ! こっちだって昨日から、「一太郎 句点 半角になる」とか色々調べてそれでもわかんなかったからこんな無駄なことしてたのに!
[ファイル]→[文書スタイル]までいったら、そのまま[スタイル(F9)]の詳細設定までいっちゃうよ! その手前にある[上下の行で文字の位置を揃える]が求めていた答えだなんて逆に気づかないよ!(縦書きだと上下じゃなくて左右だし)
以下、答えにたどり着くまでの流れを記録しておく!
- 「小説 ベタ組み」でググる。
- そこから気になったものを見てたら「和文等幅」という言葉を知る。
- 「一太郎 和文等幅」でググる。
- したらトップに公式のQ&A「上下の行で文字の縦の位置がそろわない」がある。
- その中の、「上下の行で文字の位置を揃える」設定を試して解決!
以上! お粗末さまっしたー!