替え芯を間違えた

　昨日、ペンの替え時について書いたばかりでタイミングがいいのか悪いのか、四色ジェットストリームの黒インクが、切れた。

　備えあれば憂いなし。通販で予備を二個ばかり買ってあるもんねー、と引き出しから取り出し付け替えようとしたのだが、見るからにサイズが違う。でかい。やっちまった、というか、やっちまってた……。

　あー、実はコレ、赤と青の予備も買っちゃったんだよねぇ。

　どうしよう。どうしようもない。もっと慎重に確認して注文するべきだった。それだけだ。しばらくは他のペンで代用するしかない。幸い、黒いボールペンならある。そう、昨日処分しようかと迷っていると書いた、アクロボールだ。

　昨日の今日で、コレである。まったく何が起こるかわからない。

　わたしが買うべきだったのは、「SXR-80-07」だ。買ってしまったのは、「SXR-7」である。この微妙な違い。店頭で見れば比較もできるし、サイズがあきらかに違うことにも気づけただろう。だが、わたしの使っているペンが「SXE4-500-07」だとかいちいち覚えていないように、「SXR-7」とか「SXR-80-07」とかも、いちいち意識して使っているわけではない。

　通販で買う前は、実店舗で買っていたのだ。しかし、そこは文具売り場が縮小されて、もう替え芯は置いていない。そしてそこで買ったときは、「えーと、四色ペン用の…小さめの芯…」と目で見て選んで買っただけなので、「SXR-7」か「SXR-80-07」かなんて、考えなくても買えたのである。

　通販は便利だが、こういううっかりミスが怖い。恥ずかしさにヘコむ。

　あー、ダメだー。わたしなんてダメ人間だー。ボールペンの替え芯ひとつまともに買えないのかよ、いい歳してー。そう嘆きたくなるが、いや、これくらいの買い物での失敗は、意外と誰でもやるものではないのか、と思い直す。そうだ、家族なんかも通販でしょっちゅう同じもの頼んで、「またやっちゃったー」とか言ってるし。（まあ、それはだいたい消耗品なので深刻なミスではないし、深刻なミスではないから繰り返すのだろうけど）

　だいたい、この間に挟まっている80は何だ。何を意味しているんだ。本体価格80円の意味か？　いや、同じ80円でも80が付いていない商品はあるし、60円の商品に60と付いているわけでもないようだ。それにSXRて何だ。「三色、四色ペン用替え芯」とかの表記ではいけないのか？　今は「2&1」とか「3&1」とかもあるからか？

　と、自分の失敗を棚に上げて嘆いてみたものの、スッキリするわけでもないので近いうちに、どこかに替え芯を買いに行きたいと思う。