本日の片づけの記録
季節の変わり目になると、大々的に部屋の片づけをしたくなるのはなぜなんでしょうね。心機一転な気分を味わいたいからなんでしょうかね。
というわけで、久しぶりに片づけをしたのでその記録を残しておくことにした。
処分したもの
とりあえず、今日の片づけで処分を決断できたものをここに記しておく。自分の思考や判断基準を知っておくと、後々の片づけもマシになることを願って。
古い通帳
処分しようと思ってたのに、なぜか一年以上放置していた。バラして手動のシュレッダーにかけたが、表紙は厚くて無理だった。安物のシュレッダーには限界があると学習しよう。(既に何回か同じ失敗をしている)
古い薬や湿布
気がついたら三年くらい前のものなので処分。
うちわ
昔、お寺でもらったやつ。今は奮発して若冲展で買ったうちわを愛用しているので、使ってなかった。
ビニール製の書類入れ
かなり古い。十五年くらいは前のものなんじゃないだろうか。当時はこういう鮮やかなカラーの文具が少なくて、飛びつくように買った記憶がある。ビニールが波打ってきてしまっている。使おうと思えば使えないわけではないが、見栄えもよくないし機能的にも新しいの買った方がいいので、処分。
未使用の CR-R 二枚
いつか使うかもしれないと思って、未開封のままだった。これも十年以上は昔のものなんじゃないかと気づいて、処分決定。これを買った店(CDショップ)ももう潰れていることを思い出し、なんだか悲しくなってきた。
図書館カード
新しくなったので現在ではもう使えない物だったのに、なぜかしまい込んであった。これはなんで取っておいたのか自分でも謎。一時、まだ使えると勘違いしていたのかもしれない。
飲食店のポイントカード
この前行ったら店が入れ替わっていた、という世知辛い理由により処分。
飲食店のポイントカード、その二
ふつうに期限が切れていた。
薬についていた説明用紙
お薬手帳あるから記録用としてもいらんよな、と処分。
PC用ソフトの外箱
こういうの、なんとなく捨てられなくて半年ぐらいはしまい込んでしまう。邪魔なのに。
ぷちぷちシート
梱包材のやつ。手のひらぐらいのサイズ。これも何かに使えると思ってしまったんだな。
書店のポイントカードについての説明用紙×2
カード作ってもらって、最初にもらうやつ。たいして重要な情報があるわけでもなかった。
ガーゼのハンカチ
気がついたら薄汚れてきていた。少しぐらい質が悪くなっている方が気楽に使えてよい、などと思っていると、あまり人前に出せる状態ではなくなっていることに気づきにくいので気をつけたい。
処分を迷っている物
- 古いゲーム(本体とソフト)……たぶんもうやらないし、不具合もあった気がするけれどそれを確認するのが憂鬱
- 古いゲーム(PC用)……OS対応してるのとしてないのと混じってそうで、確認が憂鬱
- CDの一部……収納ケースから取り出して選別するのが憂鬱
ここら辺は、コンテンツとして思い出もあるし「勿体ない」という気持ちやノスタルジーがわきやすいので、手を付けるのには精神力が必要。こうやって書き出してみると、「あ、自分が憂鬱になるのは『選別作業に手間がかかり、精神的に不安定になるだろうという予測』に対してなんだ」とわかる。
- 古いキーボード
- へたったビーズクッション
- 買ったはいいもののろくに使っていない膝置き台
- テレビの録画用HDのパッケージ
これらは、「もう必要ないと思うんだけど、でも使えるかもしれない。あと、処分が面倒くさい」という理由によってしまいっぱなしになっている物。「使えるかもしれない」と思ってしまうと、自分の判断に自信が持てずに悩み、ストレスになる。
「迷っているもの」カテゴリーは気持ちに弾みがつけば判断できる気がする。しかし、本や服はまったく手を付けられる気がしないので保留。
わたしの片づけ失敗パターン
最近ようやく自覚できてきたので、その流れをここに記しておく。
片づけのやる気十分
↓
勢いよく物を拡げていく
↓
目に入ってくる情報量が増える
↓
頭の中で様々な片づけの仮定や計画、願望が飛び交う
↓
何から処理をすればいいのかわからなくなり途方に暮れる
↓
休憩する
↓
情報が整理されず方針が定まらないので手が付けられない
↓
寝るまで放置
↓
邪魔なので、寝る直前に元の場所に戻す
対策としては、途方に暮れだしたら脳みそのキャパオーバー気味ということなので、メモなどに思考を書き出して整理する。そして、手を付ける範囲を狭めてそこに集中する。「あ、これは手に負えない」と思ったらさっさと諦める。
この「思考整理」もできるようになるまでそれなりに時間をかけているので、それまで片づけが捗らないことといったらなかった。何時間も散らかした物の前でウロウロしたりぼーっとしたり情緒不安定になったり、散々だった。
その他、注意する点
- 個人的な思い出や思い入れのあるものは判断にストレスがかかる
- 使えるか使えないか曖昧なものは判断にストレスがかかる(情報媒体はとくに顕著)
- 完全に不要だと頭ではわかっていても、処分時にストレスで鬱っぽくなる
- しかし、処分をしなくてもストレスでイライラしてくる
片づけとは、これらの不安定な情動の変化があることを自覚して挑まなければならない難事なのだ。